京友禅/上仲昭浩
二鶴工芸
桃山・江戸時代に確立された金彩工芸は帯や着物等布に金箔を施す技術です。
金彩工芸の魅力は施された金箔紋様が平面でありながら光線や見る角度によって表情が変化する。
この金箔の特徴と不思議な作用を生かし、シンプルながら神秘的な要素のある作品づくりを心がけています。
また異分野の職人や作家たちとのコラボレーションによってインテリア・バッグや財布など、その技術を生かした商品開発もしております。
<略歴>
1969 京都生まれ
1988 平安高等学校(現、龍谷大学付属平安高等学校)卒業後、元橋
宏太郎に師事
1995 7年間修行後、家業である呉服金箔加工 二鶴工芸に入社
1998 京都府工芸技術コンクール 帯 「裂取金唐革」 入選
新・京ものコンペティション「テーブルセンター」 入選
1999 京都府工芸技術コンクール 帯 「松皮取金唐革」 入選
2000 京扇子図案コンクール 銅賞 受賞
2001 京扇子図案コンクール 銀賞 受賞
2002 扇子うちわFADC 入選
2003 京展 着物「満天」 入選
2004 京展 着物「月影」 入選
2006 京都デザイン優品 「デニムショルダーバッグ」 入選
2008 京の若手職人 「京もの認定工芸士」 認定
2015 全国伝統的工芸品公募展 「デニム製角帯七宝」 入選
2016 京都府クラフトコンペティション「竹節酒器セット」 審査員奨励賞受賞
(京焼・清水焼 柴田窯 柴田恭久氏とのコラボ)
全国伝統的工芸品公募展
「本革製道中財布姫路黒桟革竹節麻の葉銀」入選
2019 第5回 藝文京展 「寂軽銀道中財布」 入選
2022 全国伝統的工芸品公募展
「巾着ショルダー青貝箔」 全国商工会連合会会長賞 受賞
OMOTENASHI SELECTION 2022 受賞 「金彩ガラス皿 赤富士」
2023 全国伝統的工芸品公募展
「ショルダー付合切袋ブロック」全国商工会連合会会長賞 受賞