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作品名

あじろあみせかんどばっぐ

網代編セカンドバッグ

作者:細川秀章

​竹工芸・編組技法の一つ、網代編みで形作った二つの籠を合わせることで竹籠のセカンドバッグを制作しました。
竹籠作りでは材料となる竹ひごを如何に綺麗に均一な状態で揃えられるかで籠の仕上がりが大きく左右されるので、特に網代編みを隙間なく綺麗な編み目に仕上げるためには材料作りが一番重要な作業になります。
また、これまでの一般的な竹籠バッグはほとんどが女性用の手提げタイプとして販売されていて、男性が違和感なく持ち歩けるデザインの竹籠バッグが見当たらなかったため、竹籠バッグの用途と出番を広げたいとの思いから「網代編セカンドバッグ」を制作しました。
スーツなどの洋装にも合わせるためにセカンドバッグの形状を採用し、染めた竹の網代編みに漆塗りで落ち着いた色合いに仕上げました。
内装生地には京友禅の上仲昭浩氏による摺箔加工で柄を施し、持ち手には京真田紐を取り入れていることから、一つのバッグで様々な京都の工芸を楽しむことができるアイテムとして海外の方にもご愛用いただいております。

​作品販売可

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