竹籠を編む伝統技術を用いて、現代の生活道具であるカバンを製作している職人・細川秀章さんの竹籠バッグです。
写真だと、すぐには竹でできているとわからないかもしれませんが、濃淡の茶色の部分はすべて竹を割って薄くしたもの(竹ひご)を編んで作られています。
細川秀章(竹工房 喜節) https://www.instagram.com/takekobokisetsu/
今月9月23日(木)~26日(日)に開催する展示会(京都伝統産業ミュージアム MOCADギャラリー)では、竹籠バッグの原型ともいえる、竹で編んだ「箱」を展示予定。竹編みにはいろいろな編み方があり、出品する箱はとても凝った編み方をしているようです。こちらもまた、ご紹介できればと思います。
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☆作品&職人紹介☆
竹工房喜節の竹籠バッグ(クラッチバッグ、ブリーフケース、トランク)
昔から日本各地で竹籠づくりが行われてきましたが、京都では茶道や華道の道具としても使われ、繊細な表現、技術が磨かれてきました。竹工房喜節の竹籠バッグは、その特別な文化の中で培われた技術を用いて製作しています。
細川秀章
1974年生まれ。2005年より京都伝統工芸大学校にて二年間、竹工芸の技術を学ぶ。2011年に竹籠バッグの製作を中心とした「竹工房 喜節」を開設。2018年の全国伝統的工芸品公募展にて「網代編セカンドバッグ」が内閣総理大臣賞を受賞。
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