『京もの認定工芸士会響第三回工芸展〜職人が自ら使いたいものを作っちゃいました〜』
参加メンバー作品紹介
手描友禅作家/上仲正茂
〜アピールポイント〜 革素材への手描友禅 〜作品の説明〜 普段は着物や帯といった絹の生地へ柄や地色を染めています。
日本人は古くから着物や帯、小物に絵を描いてそれを「纏う」、「携える」ということをしてきましたが、昨今では着物を着る人が少なくなり着物を着ても柄が沢山あると豪華すぎる‥着ていくところがない‥と思われるようになってきたと感じています。
古くから、絵画を纏うということをしてきたその感性を大切にしたいと思い、着物以外でそういったことができないかと革への友禅をし始めました。
今回制作したスマホケースは丁度使っているスマホケースが壊れてきたので作ってみようと思いました。
今まではポケットに入れて使用していたのですが、ベルトへ通せるタイプで着物でも使えるように角帯にも通せるものを作りたいと考えました。
小物なので「絵画を携える」ということになりますが、柄を全面に描き、被せにも柄がつながるようにして、開けても閉じても柄が見えるようにこだわりました。
革なので布よりも耐久性があるのではとも思っています。
上仲正茂 【列品解説インスタライブ予定時間(1人10〜20分)】 3/26(日)10:00〜11:00頃
【在廊日】 3/24.25.26日 9:00〜17:00
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