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京もの認定工芸士会「響」第二回工芸展出品作品紹介 古橋敏史さん

京友禅の数ある工程のひとつ「引染」をされている古橋敏史さんのバッグです。

「引染」とは刷毛を使って色を染める技術です。色を調合し、生地の特性を見極めムラなく染めたり、きれいなグラデーションで染めたりと、着物や帯でそのイメージを左右する重要な工程です。そんな技術を使って、先月の展示会では紬の生地で2wayバッグを出品されました。

こちらの作品は、IGTV「展示会4日目の作品紹介」の 23'15"あたりからご本人自ら登場し、解説や見所をお話しています。ぜひご覧ください。

響インスタグラム「IGTV」

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紬(つむぎ) 2wayバッグ

着物生地の紬を使って2wayバッグを作りました。私は色の中でブルーが一番好きな色なのですが、この紬を染めるときには、空から海を見たときのブルーのグラデーションをイメージして色合わせをし、「ぼかし染め」の技術を用いて染めました。裏地にはジーンズ生地を使い、強度を上げていますので、手提げバッグとして使ってもいいですし、背負ってリュックのように使うこともできます。

※本品は一点物です。着物に施す撥水加工(ハジックガード)済です。

古橋敏史

1976年 京都市生まれ

2003年 古橋染工入社

2015年 京もの認定工芸士(京友禅)認定

インスタグラム

@kyotohikizomeya




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