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京もの認定工芸士会「響」第二回工芸展出品作品紹介 前田平志朗さん

京の神祇装束調度品の翠簾(みす)を作られている前田平志朗さん。 翠簾は神様と人間界の結界として使われています。

今回制作された翠簾は絹糸で編まれた亀甲模様が最大の特徴だそうです。 ライブでは、編んでいるところの実演動画も流して説明してくださっています。 リズミカルに編み上げていく様は必見です!

その他、竹の黄色の意味や翠簾とすだれの違いの説明もされています。 金具の説明ではこの日のカメラマンの錺金具職人の小林さんが熱くなる場面も‥

こちらの作品は、IGTV「展示会4日目の作品紹介」の 41'07"あたりからご本人自ら登場し、解説や見所をお話しています。ぜひご覧ください。

響インスタグラム「IGTV」 https://www.instagram.com/kyomonohibiki/channel/

・・・・・━━━━━━━━━━━・・・・・ 翠簾(みす) 亀甲編み 宮中や全国各地の寺社で使われている翠簾※は、竹を細く割り薄くへぎ、黄色などに染めた竹ひご、その一本一本を組み編みする絹糸、縦横のふちに使われる裂(きれ)、房飾りなどでできています。 家業である「みす平」では、一般的な翠簾から、神社の御本殿や御扉など、特別な場所に使用する「八重編み」や「亀甲編み」など、全国でも数少ない技術を用いて翠簾の製作を行っており、今回、なかなか見られない亀甲編みの翠簾を展示用に制作しました。

※現在では「御簾」と一般的に表記されますが、前田さん(京都みす平)は代々使われてきた「翠簾」と表記されています。

前田平志朗 1992年 京都市生まれ 2011年 家業である「みす平」八代目の父に師事 2019年 京もの認定工芸士(京の神祇装束調度品)認定

インスタグラム https://www.instagram.com/kyoto_misuhei/ @kyoto_misuhei 京都みす平




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