2021年11月4日2 分京もの認定工芸士会「響」第二回工芸展出品作品紹介 水内倫子さん京漆器の蒔絵をされている水内倫子さんの作品。 京漆器は794年(延暦十三年)以降に確立され、栄え始めたのは室町時代と言われています。茶の湯文化と合わせて栄えてきた経緯から他の漆器と比べて木地が薄く繊細な美しさを持っているのが特徴です。...
2021年10月28日2 分京もの認定工芸士会「響」第二回工芸展出品作品紹介 中尾友美さん指の爪をギザギザに削りそれを道具として織りあげる西陣爪掻本綴織。 緯糸(よこいと)を緩く入れて経糸(たていと)を隠すように織ることで絵画的な表現ができるそうです。 ひとつのものを織り上げるのに、とてつもない時間がかかる‥...
2021年10月22日2 分京もの認定工芸士会「響」第二回工芸展出品作品紹介 藤澤のりふみさん仏壇仏具の数ある工程の一つ「金箔押」をされている藤澤のりふみ(https://www.instagram.com/kyokinpakutokowaka )さんの作品です。 金箔押とは塗り師によって塗られた箔下漆の上から「生漆(きうるし)」を使って金箔を押す(京都では金箔を「...
2021年10月15日1 分京もの認定工芸士会「響」第二回工芸展出品作品紹介 古橋敏史さん京友禅の数ある工程のひとつ「引染」をされている古橋敏史さんのバッグです。 「引染」とは刷毛を使って色を染める技術です。色を調合し、生地の特性を見極めムラなく染めたり、きれいなグラデーションで染めたりと、着物や帯でそのイメージを左右する重要な工程です。そんな技術を使って、先月...